他院で「インプラント」を断られた

インプラント治療を検討されている患者さんの中には、顎の骨が少ないという理由で他院で治療を断られる方がいらっしゃいます。実際、当院にも、「他院で顎の骨が足りないと治療を断られた」と相談にいらっしゃる方が少なくありません。

なぜ、顎の骨が少ないとインプラント治療を断られるのでしょうか。
その理由は、いたってシンプルで、顎の骨にインプラントを埋入するからです。もう少し具体的にお伝えすると、顎の骨が足りないと、インプラントがしっかり固定されません。そのため、噛む力に耐えられず、十分な安定性を確保しにくくなります。

また、骨量が少ない方は骨密度も引くくなる傾向があります。骨密度が低い方は、そうでない方と比べて、インプラントと骨が結合しにくく、治療の成功率も低くなってしまいます。

当院なら、骨が少ないことを理由に他院で治療を断られた患者さんでも、治療できるケースが多々あります。具体的にどのような症状に、どのような治療法を選択するのか、ご紹介します。

GBR／ソケットリフト／サイナスリフト

これらはすべて骨補填材を使用して骨を再生する治療法です。上顎の骨再生には「ソケットリフト」や「サイナスリフト」を、下顎の骨再生には「GBR」を用います。

オールオン4（6）

オールオン4(6)は歯がほとんどの残ってない方や総入れ歯、歯がボロボロの方向けの治療法です。片顎に4本ないし6本のインプラントを埋入し、14本の歯を支えます。

オペ当日に仮歯まで入れられるので、見た目はもちろん、機能性も早く回復させられるという特徴があります。歯の本数分インプラントを埋入する必要がないため、一般的なインプラント治療と比べて、経済的・身体的負担も軽減できます。

ザイゴマインプラント

ザイゴマインプラントも総入れ歯や歯がボロボロの方におすすめの治療法です。オールオン4(6)との違いは、ザイゴマインプラントは頬骨にインプラント埋入します。顎の骨よりも、頬骨は骨密度が高いため、骨が少ない方でもザイゴマインプラントであれば骨造成をせずに治療ができます。

当院では、経験豊富な歯科医師による無料相談やセカンドオピニオンを実施しています。入れ歯でお困りの方、インプラントをお考えの方、またオールオン4（All-on-4）やザイゴマインプラントに興味のある方をはじめ、下記に当てはまる方はぜひ当院へご相談ください。

• 合わない入れ歯を長期間使用されている方
• かかりつけ医以外に相談したい方
• 他院でインプラントやオールオン4治療を断られた方
• オールオン4について、しっかり話を聞きたい方

ここまでご覧いただいたように、「どの歯科医院に相談するか」によって、インプラント治療が可能かどうかが決まることがあります。

もしインプラント治療が難しいと判断された場合は、「入れ歯」や「ブリッジ」の治療になるかもしれません。しかし、多くの患者さんは「入れ歯やブリッジのデメリットを避けたい」と思い、インプラント治療を希望されていると思います。そのため、インプラント以外の治療法には抵抗がある、というのが本音だと思います。

当院では、オールオン4やザイゴマインプラントといった顎の骨が少ない患者さんでも可能な術式を行っていますので、ほとんどの場合、インプラント治療を行うことができます。

また、内科と連携を取りながら治療を行うことも可能ですので、糖尿病などの持病を理由に断られた方も、ぜひ一度、当院へご相談ください。

また、当院では、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、さまざまな工夫を行っております。具体的な取り組みについては次章で詳しくご紹介します。