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2026年4月9日
こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科のブログへようこそ。
4月に入り、松山市も重信川沿いの桜が美しい季節を迎えましたね。
春の柔らかな日差しに誘われて外出が増える時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」とインプラント治療の関係についてお話しします。
「年齢的に骨が弱っているから無理だと言われた」「骨粗鬆症の薬を飲んでいるけど、インプラントを植える(埋入)ことはできるの?」といったご相談を、松山市だけでなく、最近では八幡浜市や四国中央市などの遠方からも多くいただくようになりました。
結論から申し上げますと、お薬の種類や服用期間を適切に管理すれば、骨粗鬆症の方でもインプラント治療を受けられる可能性は十分にあります。
この記事では、骨粗鬆症がインプラントに与える影響や、安全に治療を進めるための当院の取り組みについて詳しく解説していきます。
この記事でわかること

まず、なぜ骨粗鬆症だとインプラント治療に注意が必要なのか、その理由を明確にする必要があります。
最大の懸念点は、特定の治療薬によって、稀に「顎の骨が壊死(えし)してしまうリスク」があることです。
骨粗鬆症の治療でよく使われる「ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)」や「抗ランクル抗体(デノスマブ)」は、
骨を壊す細胞の働きを抑えて骨密度を高める素晴らしいお薬です。
しかし、このお薬を長く服用していると、お口の中の細菌感染などがきっかけで、
抜歯やインプラントなどの外科処置をした後に、顎の骨が治りにくくなる「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」を引き起こす可能性が指摘されています。
具体的には、インプラントを植えた後の傷口が塞がらず、骨が露出したまま炎症が続いてしまう状態です。
「そんなに怖いなら諦めるしかないの?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
当院では、お口の立体的なレントゲン(歯科用CT)を用いて骨の状態を精密に分析し、
リスクを最小限に抑える計画を立てることで、多くの患者様がインプラントで「噛める喜び」を取り戻されています。
大切なのは、「薬を飲んでいるからダメ」ではなく、「どの薬を、どれくらいの期間飲んでいるか」を正確に把握することなのです。
| 薬剤の種類 | 代表的な商品名 | インプラントへの影響 |
|---|---|---|
| BP製剤(内服) | フォサマック、ボナロン、ベネット等 | 3年以上の服用でリスク上昇の可能性。 |
| BP製剤(注射) | ゾメタ等 | 内服よりも顎骨壊死のリスクが高いとされる。 |
| 抗ランクル抗体 | プラリア等 | 効果が強力なため、休薬の検討が必要な場合がある。 |
当院には、松山市はもとより、宇和島市や高知県からも多くの持病をお持ちの患者様がいらっしゃいます。
私たちが骨粗鬆症の方に選ばれている理由は、徹底した「低侵襲(ていしんしゅう:体への負担が少ない)」な治療体制にあります。
骨粗鬆症の方のインプラント治療で最も避けるべきは、大きな傷口を作ることによる感染リスクです。
そこで当院では、歯ぐきを切らない、腫れにくい手術(フラップレス)を標準的に採用しています。
通常の手術では歯ぐきを大きく切り開いて骨を露出させますが、フラップレス手術では小さな穴を開けるだけでインプラントを固定(埋入)します。
これにより、出血や腫れが大幅に抑えられ、傷口の治りが非常に早くなるため、お薬を服用中の方でも感染のリスクを劇的に下げることが可能になります。
また、コンピュータによる精密ナビゲーション手術(X-Guide)を導入しており、血管や神経を避け、骨の最も厚く丈夫な場所へ0.1mm単位の精度でインプラントを植えることができます。
「以前の歯科医院では断られた」という方も、このデジタル技術を活用した精密診断により、安全に治療を受けられる道が開けるかもしれません。
インプラント治療を安全に行うためには、当院だけの判断ではなく、骨粗鬆症の治療を担当されている内科や整形外科の先生との連携が欠かせません。
私たちは患者様の承諾をいただいた上で、主治医の先生に「情報提供依頼」を行い、現在のお薬の量や骨密度の数値、そしてインプラント手術の際にお薬を一時的に止める(休薬する)べきかどうかを詳しく相談します。
自己判断で薬を止めるのは、骨折のリスクを高めるため非常に危険です。
専門医同士が連携し、全身の健康と、インプラントと骨がしっかり結合すること(オッセオインテグレイション)の両立を目指す。これが、当院が大切にしている「安全なインプラント治療」の形です。
エミフルMASAKIから車で5分という立地もあり、お買い物のついでに寄れる気軽さと、高度な専門性を両立させて、地域の皆様の健康をサポートしています。
治療が無事に完了し、インプラントの上に付ける「人工の歯(上部構造)」が装着された後も、骨粗鬆症の方は継続的なケアが必要です。
なぜなら、骨粗鬆症の方は健康な方に比べて、歯周病菌による炎症「インプラント周囲炎」が進行しやすい傾向があるからです。
せっかく植えたインプラントも、周りの骨が炎症で溶けてしまえば脱落してしまいます。
そのため、当院では3〜4ヶ月に一度の定期メインテナンスを強く推奨しています。
お口の中を清潔に保つことは、顎骨壊死の予防にも直結します。松山市にお住まいの方だけでなく、南予や東予からお越しの患者様も、このメインテナンスの大切さを実感され、10年、20年と長く快適にインプラントを使用されています。
「自分の骨の状態に自信がないから…」と諦める前に、まずは一度、お口の立体的なレントゲン(歯科用CT)による精密検査を受けてみませんか?
A. はい、必ずお伝えください。お薬の種類によっては、手術のタイミングや方法を調整する必要があります。お薬手帳をお持ちいただければ、当院で正確に確認させていただきます。
当院では、八幡浜や大洲などからお越しの方でもスムーズに診断できるよう、初診時のカウンセリングに十分な時間を確保しています。
A. 骨密度が低い場合でも、骨を増やす処置(GBR等)を併用したり、骨の硬い部分を選んで植えたりすることで対応可能です。
最新のナビゲーション手術(X-Guide)を使えば、限られた骨の中でも最適な位置を導き出すことができますので、まずは精密検査で「残っている骨の質」を確認しましょう。
A. 年齢制限は特にありません。当院では80代、90代でインプラント治療を受けられ、再びステーキやお煎餅を楽しめるようになった患者様も多くいらっしゃいます。
全身状態が安定していれば、年齢よりも「これからの人生の質」を重視して治療を検討される方が増えています。

骨粗鬆症は、決してインプラント治療を諦める理由にはなりません。
正しいお薬の知識、主治医との連携、そして「歯ぐきを切らない手術(フラップレス)」のような最新のデジタル技術があれば、安全に治療を行うことができます。
当院は松前町に位置し、エミフルMASAKIから車で5分というアクセスしやすい場所にあります。松山市はもちろん、南予や東予、さらには高知県といった遠方からお越しいただく患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、最高品質の治療を提供することをお約束します。
「持病があるから無理だろう」と一人で悩まず、まずは当院の無料相談へお越しください。あなたのこれからの食生活が、もっと豊かで楽しいものになるよう、私たちが全力でサポートいたします。
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 院長 鎌倉 聡(かまくら さとし)。 「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」をモットーに、最新のデジタル設備(iTero、歯科用CT等)を活用した精密な治療を提供。特にインプラント治療と成人矯正において、愛媛県内はもちろん、全国でも有数の症例実績を持つ。日本口腔インプラント学会専門医、指導医。
住所:愛媛県伊予郡松前町鶴吉806
アクセス:大型商業施設「エミフルMASAKI」から車で5分。
通院エリア:松前町、松山市、伊予市はもちろん、八幡浜市、大洲市、宇和島市、西条市、今治市、新居浜市、四国中央市、さらには高知県からも多くの患者様にご来院いただいております。
電話番号:089-984-0002(予約制)
\ 24時間受付中 /
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
