痛み／恐怖心なく治療を終えたい

インプラントの治療は、外科手術が伴います。

「外科手術は痛いのでは？」
「手術と聞くだけで、何となく怖い……」

このように、心配になってしまう方もいらっしゃいます。
特に、「歯科恐怖症」の方からは「ただでさえ歯医者は怖いのに、外科手術なんてとんでもない」という声が聞こえてきそうです。では、こうした方はインプラントの治療を受けることはできないのでしょうか。

答えは「NO」です。

当院では、眠っている間にすべての治療が終わる「睡眠無痛治療（静脈内鎮静法）」を実施しています。

治療中、痛みや恐怖心を感じることはありません。睡眠無痛治療は次の方にお勧めしています。

✅外科手術に抵抗のある方
✅歯科恐怖症の方
✅嘔吐反射の強い方
✅ストレスなく治療を終えたい方

睡眠無痛治療では、患者さんに鎮静剤を点滴投与します。患者さんはほぼ眠ったような状態になるので、この間に治療を行います。治療中、患者さんの意識が完全に消失することはなく、医師の呼びかけには応じられる方がほとんどです。しかし、鎮静剤が効いている間の記憶はほとんど残りません。非常にリラックスした状態になり、恐怖を感じることはありません。

治療中は、麻酔の専門医が患者さんの状態を生体モニターを活用し確認しているのでご安心ください。

治療後は20分前後で鎮静剤の効果がなくなり、意識が回復します。ただし、効果が完全に消えるまでは個人差があります。しばらくの間は休憩していただき、医師の確認後、帰宅が可能です。

ただし当日はクルマや自転車などの運転は控えていただきます。