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2026年6月19日
梅雨の晴れ間に、河内晩柑のさわやかな香りが店先に並びはじめる六月の愛媛。雨の日が続くと、ついお口の中の小さな不安も大きく感じてしまうものですね。
「歯を失った部分にインプラントを入れたいけれど、実は歯並びも気になっている。インプラントと矯正、いったいどっちを先にすればいいの?」――こうしたご相談を、当院では本当に多くいただきます。
実はこの順序を間違えると、せっかくの治療がやり直しになることもある、とても大切なポイントなのです。この記事では、インプラントと矯正の正しい治療順序について、原則と例外、そして失敗しないための計画の立て方を、愛媛の専門医がわかりやすく解説します。

まず結論からお伝えします。インプラントと矯正の両方が必要な場合、原則は「矯正を先に、インプラントを後に」進めるのが基本です。
理由はシンプルです。矯正治療は天然の歯を少しずつ動かして歯並びを整えていく治療ですが、インプラントは骨としっかり結合して固定されるため、後から動かすことができないからです。
つまり、先にインプラントを植えてしまうと、その一本だけが動かせない「動かない柱」になってしまい、まわりの歯を理想的な位置へ動かす矯正の妨げになってしまうのです。
具体例で考えてみましょう。奥歯を一本失った方が、同時に前歯のガタつきも気にされていたとします。先にインプラントを入れてしまうと、矯正で歯列全体を整えたときに、そのインプラントだけ位置がずれてしまう可能性があります。
そこで先に矯正で歯並びを完成させ、最終的な噛み合わせが決まってから、空いたスペースにぴったり合うインプラントを植える。これが後戻りのない、もっとも合理的な順序なのです。
ポイント:インプラントは「動かせない歯」。だからこそ、天然の歯を動かす矯正をすべて終えて、最終的な歯並びが確定してから植えるのが原則です。
矯正を先に行う理由を、もう少しくわしく見ていきましょう。大きく3つの理由があります。
矯正で歯並びを整えると、歯と歯のすき間や噛み合わせが理想的な状態になります。その完成形に合わせてインプラントを植えれば、見た目も機能も自然に仕上がります。
逆に矯正前に植えると、歯列が変わったときに位置がずれ、噛み合わせの不具合や見た目の違和感につながります。
歯を失った部分は、放置すると隣の歯が傾いて倒れ込んできます。このすき間が狭いままだとインプラントを植えるスペースが足りません。
矯正で傾いた歯を起こし、適切な幅を取り戻してからインプラントを植えることで、しっかりとした人工の歯を入れられるのです。
噛み合わせが整った状態でインプラントを植えると、一部の歯に過剰な負担が集中せず、力がバランスよく分散されます。これはインプラントを長持ちさせるうえでとても重要です。
「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」という当院のモットーを実現するためにも、土台となる噛み合わせを先に整えることを大切にしています。
結論として「矯正が先」が原則ですが、すべての方に当てはまるわけではありません。お口の状態によっては、インプラントを先に、あるいは併用して進めたほうがよいケースもあります。
たとえば、矯正で歯を動かすときの「固定源(支え)」としてインプラントを利用する治療法があります。これは矯正用の小さなインプラントを使い、動かしたい歯を効率よく移動させる方法です。
また、咀嚼に大きな支障が出ていて生活への影響が大きい場合は、先にインプラントで噛める状態を確保してから、部分的な矯正を行うこともあります。
大切なのは「自分はどのケースか」を自己判断しないこと。順序の正解は、お口の立体的なレントゲン(歯科用CT)による精密な診断があってこそ決まります。
治療順序の判断を誤ると、具体的にどんな問題が起きるのでしょうか。代表的なリスクを整理しました。
| 起こりうる問題 | 原因 |
|---|---|
| インプラントの位置がずれる | 矯正前に植え、その後に歯列が変化した |
| 噛み合わせの不具合 | 最終的な歯並びと合っていない |
| 見た目の違和感 | 前歯付近で位置や角度が合わない |
| 再治療で費用と時間が増える | やり直しが必要になる |
これらはいずれも、最初の設計段階で全体像を描けていなかったことが原因です。だからこそ当院では、治療を始める前に矯正とインプラントを一体で考え、後戻りのない計画を立てることを徹底しています。
当院では、インプラントと矯正の順序を決めるうえで「正確な診断」と「全体設計」を何より重視しています。流れは次の通りです。
院長の鎌倉は、日本口腔インプラント学会の専門医であると同時に、成人矯正でも豊富な症例実績を持っています。
そのため「矯正の視点」と「インプラントの視点」の両方から最適解を導き出せることが、当院の大きな強みです。それぞれ別の医院で治療を受けると順序の連携が取りにくくなりますが、当院なら一貫した計画で進められます。
| 治療段階 | 期間の目安 |
|---|---|
| 矯正治療 | 約1年〜2年半 |
| インプラント治療 | 約3か月〜半年 |
| 合計の目安 | 約2年〜3年 |

インプラントと矯正の両方が必要なときは、原則「矯正が先、インプラントが後」が基本です。インプラントは動かせないため、歯並びを整えてから植えることで、見た目も噛み合わせも長期的な安定も手に入ります。
ただし正解はお口の状態によって変わります。自己判断せず、まずは精密検査で全体像を把握することが、失敗しない治療への近道です。愛媛で順序にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
| 医院名 | 愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 |
| 住所 | 愛媛県伊予郡松前町鶴吉806 |
| 電話 | 089-984-0002(予約制) |
| アクセス | エミフルMASAKIから車で5分 |
| 公式サイト | kamakura-dental.jp |
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月〜金 | 9:00〜13:00 | 14:00〜18:00 |
| 土曜 | 9:00〜13:00 | 14:00〜17:00 |
| 日・祝 | 休診 | |
鎌倉 聡(かまくら さとし)
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 院長
「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」をモットーに、最新のデジタル設備(iTero・歯科用CT等)を活用した精密治療を提供。インプラント治療と成人矯正において愛媛県内外で有数の症例実績を持つ。
松前町・松山市・伊予市はもちろん、八幡浜市・大洲市・宇和島市・西条市・今治市・新居浜市・四国中央市、さらには高知県からも多くの患者様にご来院いただいております。
遠方の方もお気軽にご相談ください。初診カウンセリングは無料です。
\ 24時間受付中 /
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
