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2026年6月22日
梅雨空に紫陽花が色濃く映える季節となりました。南予の山あいではやまももが赤く実り始め、高知では初夏の小夏(日向夏)が爽やかな香りを届けてくれる頃ですね。
そんな中、せっかく入れたインプラントが「ぐらついてきた」「人工の歯が取れた」、さらには「外れた部品を飲み込んでしまった」となると、大きな不安を感じてしまうものです。これは決して珍しいことではなく、原因を知って正しく対処すれば慌てる必要はありません。
本記事では、インプラントの耐久性はどのくらいなのか、脱落やぐらつきが起こる理由、そして万が一飲み込んでしまったときの対処法までを、南予・高知の患者様に向けてわかりやすく解説します。

結論から申し上げると、インプラントは適切なメンテナンスを続けることで10年後の生存率が90パーセント以上と報告されており、入れ歯やブリッジと比べて非常に長持ちしやすい治療です。
その理由は、インプラントの土台が「インプラントと骨がしっかり結合すること(オッセオインテグレーション)」によって、天然の歯に近い安定感を得られるためです。
たとえば当院では、20年近くトラブルなく使い続けていらっしゃる患者様もいらっしゃいます。一方で、注意したいのは「本体」と「人工の歯」では寿命が異なるという点です。骨に埋まる本体は半永久的に使える一方、噛む力を直接受ける上部構造(インプラントの上に付ける人工の歯)は、10年前後で作り直しが必要になることがあります。
つまり、インプラントは「メンテナンス次第で長く使える」治療であり、入れたあとのケアが寿命を大きく左右するのです。
本体は長持ちしやすく、人工の歯は消耗品。だからこそ定期検診によるメンテナンスが寿命を伸ばす最大のカギになります。
インプラントの脱落やぐらつきには、必ず原因があります。理由を知っておくことで、予防にも早期発見にもつながります。主な原因を下の表に整理しました。
| 原因 | 主な内容 |
|---|---|
| インプラント周囲炎 | 歯周病に似た細菌感染で骨が溶ける。脱落の最大原因 |
| 噛み合わせの負担過剰 | 歯ぎしりや食いしばりで過度な力がかかる |
| ネジの緩み | 人工の歯を固定するネジが緩む。締め直しで対応可 |
| 結合不全 | 手術後に骨とうまく結合しなかった早期の失敗 |
| 全身的な要因 | 喫煙・糖尿病などが治りや結合を妨げる |
脱落の理由として最も多いのが、インプラント周囲炎です。これは天然歯における歯周病とよく似た病気で、プラーク(歯垢)の中の細菌がインプラント周囲の歯ぐきや骨に炎症を起こします。
進行すると土台を支える骨が溶け、やがてインプラントがぐらつき、最終的に脱落してしまいます。やっかいなのは、初期は痛みが出にくく気づきにくい点です。
だからこそ、ご自宅での丁寧な歯みがきと、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。
就寝中の歯ぎしりや食いしばりで強い力が繰り返しかかると、人工の歯が欠けたり、固定ネジが緩んだりします。
「ぐらつく=抜けてしまう」とは限りません。多くの場合、ネジの緩みであれば締め直しで改善できます。早めに受診することで、本体を残せる可能性が高まるのです。
「インプラントが取れた」とご相談いただく場合、その多くは本体ではなくです。これは比較的トラブルが軽く、修復できることがほとんどです。
一方で、骨に埋まった本体ごと抜け落ちた場合は、結合不全や進行した周囲炎が疑われ、再手術が必要になることもあります。
ご自身で見分けるのは難しいため、外れた部品はできるだけ捨てずに保管し、当院へお持ちください。再利用できる場合もありますし、診断の大切な手がかりになります。
南予や高知など遠方からお越しの方は、来院前にお電話でご連絡いただければ、当日の対応をスムーズに準備できます。
外れた人工の歯やネジを、食事中などにうっかり飲み込んでしまうことがあります。まず大切なのは慌てないことです。多くの場合、適切に対応すれば心配はいりません。ただし「胃の方へ飲み込んだ」のか「気管に入った」のかで対応がまったく変わります。
小さな部品であれば、通常は消化管を通って数日以内に便とともに自然に排出されます。無理に吐き出そうとする必要はありません。
しばらくは便を確認しながら様子を見ていただき、腹痛・血便・発熱などがある場合は内科や消化器科を受診してください。あわせて当院にも状況をお伝えいただくと安心です。
激しいむせ込み、止まらない咳、息苦しさ、声が出しにくいといった症状があるときは、部品が気管や肺に入った誤嚥の可能性があります。これは緊急性が高い状態です。
その場合は様子を見ず、速やかに耳鼻科や救急のある医療機関を受診してください。判断に迷う症状があれば、ためらわず受診することが安全です。
「飲み込んだ」だけなら多くは自然排出。一方で咳・息苦しさがあれば誤嚥のサイン。迷ったらすぐ医療機関へ。これが安全の基本です。

インプラントはメンテナンス次第で10年以上長持ちする治療ですが、周囲炎や噛み合わせの負担で脱落することもあります。取れた多くは人工の歯やネジで修復可能です。万が一飲み込んでも、胃の方なら多くは自然排出されますが、咳や息苦しさがあれば誤嚥を疑い速やかに受診を。ぐらつきや違和感に気づいたら、南予・高知からでもお早めに当院へご相談ください。
| 医院名 | 愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 |
| 住所 | 愛媛県伊予郡松前町鶴吉806 |
| 電話 | 089-984-0002(予約制) |
| アクセス | エミフルMASAKIから車で5分 |
| 公式サイト | kamakura-dental.jp |
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月〜金 | 9:00〜13:00 | 14:00〜18:00 |
| 土曜 | 9:00〜13:00 | 14:00〜17:00 |
| 日・祝 | 休診 | |
鎌倉 聡(かまくら さとし)
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 院長
「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」をモットーに、最新のデジタル設備(iTero・歯科用CT等)を活用した精密治療を提供。インプラント治療と成人矯正において愛媛県内外で有数の症例実績を持つ。
松前町・松山市・伊予市はもちろん、八幡浜市・大洲市・宇和島市・西条市・今治市・新居浜市・四国中央市、さらには高知県からも多くの患者様にご来院いただいております。
遠方の方もお気軽にご相談ください。初診カウンセリングは無料です。
\ 24時間受付中 /
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
