平日 9:30-13:00 / 14:00-18:00土曜 9:00-13:00 / 14:00-17:00
※休診日:日曜・祝日
ザイゴマインプラントは、従来のインプラント治療と異なり、顎骨ではなく「頬骨」にインプラントを埋め込む方法です。このため、顎骨が不足しているためにインプラント治療やオールオン4・オールオン6の治療が受けられなかった方でも、ザイゴマインプラントを用いた治療が可能となります。
以下に、ザイゴマインプラントの特長を交えながら、その優れた点をご紹介します。
ザイゴマインプラントの最大の特徴は、「手術当日にすぐ噛める歯が手に入る」ことです。長い間「しっかり噛むことができなかった方」や、「噛むと痛みを感じていた方」、さらには「噛むことが少ない食事を選ばざるを得なかった方々」にとって、手術当日から「噛むことができる」という大きなメリットが得られます。
ザイゴマインプラントでは、上顎に4本(もしくは6本)のインプラントを埋め込むことで歯全体を支えます。この「4本or6本」というのが非常に重要なポイントです。
通常のインプラント治療では、失った歯の本数と同じ数だけインプラントを埋入する必要があり、そのため治療期間が長くなり、治療費も高く、手術が複数回にわたることから精神的・肉体的な負担が大きくなります。
しかし、ザイゴマインプラントでは、「さまざまな問題を解決する一つの包括的な治療パッケージ」のような治療法で、手術は1回のみで済み、4本(もしくは6本)のインプラントで治療が完了するため、治療期間も治療費も大幅に削減することができます。
以下に、上顎のすべての歯がないケースで、ザイゴマインプラントと一般的なインプラント治療の比較を示します。
通常のインプラント | ザイゴマインプラント | |
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埋入本数 | 14本 | 4本or6本 |
治療期間 | 数年 | 3か月~6か月 |
歯のない期間 | あり | なし |
オペ回数 | 複数回 | 1回のみ |
治療費 | 400万円以上かかることが多い | 280万円~(税別) |
ザイゴマインプラントには多くのメリットがありますが、デメリットやリスクも伴います。ここでは、ザイゴマインプラントの主なデメリットやリスクについて詳しくご説明します。
ザイゴマインプラントのデメリットには次のようなものがあります。
ザイゴマインプラントの治療は、基本的に歯がない状態を前提とした治療法です。したがって、もし口腔内に残っている歯がある場合は、その歯を抜歯しなければなりません。抜歯は患者さんにとって心理的な負担になることがあり、特に残存歯に思い入れがある方には難しい選択です。
ザイゴマインプラントは、非常に高度な技術を必要とし、対応している歯科医院は国内でも限られています。オールオン4(All-on-4)を提供している歯科医院でも、ザイゴマインプラントを行っているところはごく少数です。
また、ザイゴマインプラントの成功は、担当医の経験や技術力に大きく依存します。特に「審美性」と「耐久性」の面で、担当医のスキルによって治療結果が大きく異なることがあります。
【審美性】
治療後の口元の美しさは、使用する素材や施術技術に大きく左右されます。例えば、歯の部分に「レジン」を使用すると、より高価な「ジルコニア」と比べて見た目が劣ります。また、レジンは時間の経過とともに変色する可能性があるため、長期的な審美性が損なわれることがあります。歯肉部分も人工物であるため、その品質が見た目に影響します。
【耐久性】
ザイゴマインプラントの耐久性は、噛み合わせの設計や施術の精度によって決まります。噛み合わせが不適切だと、一部に過度な負担がかかり、破損の原因となることがあります。しっかりとした設計と施術が求められます。
ザイゴマインプラントは外科的手術を伴うため、以下のようなリスクがあります。これらのリスクを理解し、適切なケアを行うことが重要です。
抜歯やインプラント手術前後に喫煙や飲酒を行うと、治療結果が悪化する可能性があります。血行が悪くなり、治癒が遅れることがあります。
手術後には痛みや腫れが生じることがあります。処方された鎮痛薬を服用し、適切に対処してください。腫れや痛みは通常、数日から1週間程度で軽減します。
手術後に処方される薬剤によって、眠気や吐き気などの副作用が出ることがあります。副作用が強い場合は、医師に相談してください。
通常、ザイゴマインプラントでは手術当日に仮歯が装着されますが、骨の状態によっては仮歯を装着できないこともあります。
当院では、他の医院とは異なり、使用する材料やメーカーによって価格を分ける方式を採用していません。その理由は、「最高の材料とメーカー」を使用して、妥協のない治療を患者さんに提供したいからです。
ザイゴマインプラントは、患者さんの身体の一部となる重要な治療です。そのため、品質に妥協することは一切いたしません!
しかし、最高品質を使用するとなると、気になるのが治療費。高額になるのではと心配される方もいるでしょう。そこで当院では次のような取り組みで、治療費用がご負担になりすぎないように努めています。
当院では、片顎280万円(税別)でザイゴマインプラントの治療を行っています。また、デンタルローンを利用することで、費用面の負担を軽減しながら治療を受けることが可能です。
当院では、患者さんに最高の治療を提供しつつ、コストを抑えるための様々な努力を行っています。
• 院内歯科技工所の設置: 外部への技工依頼を減らし、コストを抑えています。
• 材料の一括購入: 材料を大量に購入することで、仕入れコストを削減しています。
これらの努力により、質の高い治療を可能な限りリーズナブルな価格で提供することができています。
当院では、世界的に信頼されているメーカーのインプラントを採用し、最高品質のザイゴマインプラント治療を提供しています。長年の研究と数多くの臨床実績に裏打ちされたメーカーだけを採用しています。
ストローマンだけでなく、ノーベルバイオケア(Nobel Biocare)のインプラントも取り入れ、患者さんの多様な治療ニーズに応えています。
【審美性と機能性の両立】
ノーベルバイオケアのインプラントは、自然な見た目と優れた機能性を兼ね備えています。患者さんの口元の美しさと咀嚼機能をしっかりとサポートします。
【信頼性の高さ】
長年の研究と臨床実績に基づく設計により、信頼性が非常に高いインプラントです。治療後も、長期間にわたり安定した機能を提供します。
当院では、審美性と耐久性に優れた「ジルコニア」を被せ物としておすすめしています。ジルコニアは自然な色合いで、見た目が美しく、変色しにくいのが特長です。また、硬くて丈夫なので、長期間にわたり安心して使えます。
一方で、よく被せ物に使われるレジンは数年後に色が変わり、見た目が悪くなることがあります。そのため、長期間にわたって美しさを保ちたい場合には、費用をかけてでもジルコニアを選択することをおすすめします。
当院では治療法についてはもちろん、治療費についてのご相談もお受けしています。120回分割可能なデンタルローンもご用意しております。どんなことでも、お気軽にお問い合わせください。
当院では、CT、レントゲン撮影をカウンセリング当日に行います。レントゲン、CTから得られた情報をもとに、具体的な治療の流れをお伝えします。
その際、オペ時の痛みの程度や、治療期間、治療費用などについてもお伝えしますので、不明点があれば遠慮なくご質問ください。
レントゲンやCT画像の情報と合わせてお口の中の状態もチェックします。また、骨の状態も確認させていただきます。
精密検査の結果、そして患者さんのご希望を伺った上で、治療計画を立案します。患者さんが納得できるよう、なぜ、このような治療計画になったのか、科学的根拠に基づいて丁寧にお伝えしていきます。
患者さんの同意が得られたら、治療に移ります。
オペは静脈内鎮静法(睡眠無痛治療)で行うため、痛みや不安感を感じることはありません。オペ当日に仮歯まで装着するので、見た目はもちろん、歯がないことで生じる食事や会話への影響も少なくすみます。
インプラント体と骨が結合したら、最終的な人工歯を装着します。
ザイゴマインプラント | 4本埋入の場合:片顎2,800,000円(税込3,080,000円) |
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骨が足りないと言われたことがあるのですが、ザイゴマインプラントはできますか?
ザイゴマインプラントは、上顎よりも骨量の多い頬骨にインプラントを埋入するため骨造成手術を必要としません。
歯が残っていますが、ザイゴマインプラントはできますか?
歯が残っていても、ザイゴマインプラントの手術を受けることは可能です。まず、十分な診査診断を行い、個別カウンセリングを通じて、ザイゴマインプラントが最適な治療法であるかを判断します。
患者さんが納得し、希望する場合には、残っている歯をオペ当日に抜歯し、その後すぐにザイゴマインプラントの手術を行うことができます。このプロセスにより、治療の一貫性が保たれ、患者さんにとって最も適した治療を提供することが可能です。
上下顎のザイゴマインプラント治療を一度に行うことは難しいですか?
上下顎のザイゴマインプラント手術は、一度に行うことが可能です。通院回数や治療期間を短縮するだけでなく、上下顎を同時に治療することで、より理想的な噛み合わせや歯並びを実現できます。
また、手術が一度で済むため、患者さんにとっても負担が軽減されます。
ザイゴマインプラントの治療費用の相場はどのくらいですか?
当院では、280万(税別)から可能です。詳細については、インプラント無料相談で大まかな費用についてご説明しています。治療の強制はありませんので、興味がある方はお気軽にご相談ください。
遠方なのですが、治療を受けることは可能ですか?
当院には、遠方からも多くの患者さんが訪れます。そのため、遠方からお越しの方には、可能な限り治療をまとめて行うなど、通院回数を減らす工夫をしています。
患者さんの負担を軽減するために、効率的な治療スケジュールを組み、必要な治療を短期間で完了させるよう努めています。
「愛媛インプラントクリニックかまくら歯科」では、 ICOI(国際インプラント学会) から専門医・指導医として認定された理事長、鎌倉聡のもと、 大学病院に匹敵するチーム体制と設備 で、最先端のインプラント治療に取り組んでいます。
当院のインプラント体制をご紹介します。
インプラント 指導医 として、院長の鎌倉は後進育成に取り組んでいます。
他院では対応できない難症例や、リカバリーが必要な症例の 受け入れ先 になっています。
インプラント 専用 のオペ室の他、インプラント 専門 のチームを作り、日々、研鑽を積んでいます。
平成12年 | 九州歯科大学卒業 愛媛大学付属病院歯科口腔外科 ※外来診療、病棟診療にて口腔癌、顎変形症、顎顔面の感染症の治療にあたる |
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平成14年 | 一般開業医勤務 ※一般歯科、小児歯科、歯周病治療、矯正治療、インプラント治療を行う咬合療法研究会所属 |
平成18年 | 伊予郡松前町にて、かまくら歯科クリニック開院 愛媛インプラントクリニック併設 |
平成28年 | 日本大学歯学部生理学講座にて博士号取得 |
平成30年 | 日本歯周病学会認定医取得 |
令和3年 | 日本歯周病学会専門医取得 |
静脈内鎮静法 を行うことで、 患者さんがほぼ眠っている状態で治療を行えます 。痛みはもちろんのこと、恐怖を感じることもなく治療を終えられます。
当院のインプラントには、上部構造とフィクスチャーのそれぞれについて、 3年の保証 を付けています。また、当院は歯科治療の保証会社「 ガイドデント 」と提携し、インプラント治療に 10年 の保証を付けることもできます。詳しくは こちら をご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。