平日 9:00-13:00 / 14:00-18:00土曜 9:00-13:00 / 14:00-17:00
※休診日:日曜・祝日
2026年10月26日
インプラントを考えるとき、治療そのものより先に気になることがあります。
「山に登れますか」「楽器は続けられますか」「ジムに行けなくなりますか」。東予からお越しの方にも、そうしたご質問をいただきます。
続けていただけます。控えていただく時期があるだけです。時期と理由を分けて整理します。

傷が落ち着くまでのあいだ、避けていただきたいのは血のめぐりが急に上がることです。
息が上がる運動、長い時間の入浴、サウナ。このあたりは、出血や腫れにつながります。数日のことですので、そこだけ間をあけてください。
散歩や軽い体操は差し支えありません。じっとしている必要はなく、いつもどおりの生活で構いません。
重いものを持ち上げる、踏ん張る。こうした動きでは、自然と歯を食いしばります。
骨と結びつくのを待っている時期に強い力がかかると、そこが不利になります。この期間だけは、負荷の重いトレーニングを控えていただくようお願いしています。
歯が入って噛めるようになれば、制限はなくなります。ただ、もともと食いしばる癖がある方には、夜に使っていただくものをお作りすることがあります。これはインプラントに限らず、天然の歯を守るためでもあります。
球技や格闘技のように、口元に衝撃を受けることのある競技は、少し話が変わります。
前歯にインプラントを入れた場合、強くぶつかれば上の部分が壊れることがあります。天然の歯も同じように折れますので、インプラントだから危ないという話ではありません。
競技を続けられる方には、口に装着する保護具をおすすめしています。市販のものより、お口に合わせて作ったほうが外れにくく、話しやすくなります。競技によっては着用が決められている場合もあります。

潜る趣味をお持ちの方から、気圧の変化について尋ねられることがあります。
結びついたあとのインプラントは、中に空気の入った隙間がありません。気圧が変わって痛むという性質のものではありません。飛行機も同様です。
ただし、手術のあと間もない時期は別です。傷のあるところは腫れや出血が起きやすく、遠方への移動も含めて、予定を確かめておくほうが安心です。旅行や大会の予定があれば、手術の日程を決めるときにお知らせください。
管楽器の方は、前歯と唇の使い方が音に直結します。ここは、インプラントに限らず前歯を治すとき全般に気をつけるところです。
歯の形や向きがわずかに変わるだけで、当たり方が変わることがあります。演奏されることを先に伺っていれば、仮の歯の段階で吹いていただいて、そこから調整できます。
できあがってから相談されるより、途中で確かめるほうが直せます。問診のときに、ぜひお書きください。
軽いものは翌日から、息の上がるものは傷の状態を見てからご案内します。骨と結びつくのを待つ時期に負荷の重いものをどこまで行うかは、埋めた場所と本数によって変わりますので、その都度お伝えします。
お口に合わせて作るものは、当たり方まで見て調整します。既製品は形が合わず、かえって一点に力がかかることがあります。競技を続けられる方には、作ることをおすすめしています。
選べます。大会やシーズンの予定を伺って、そこを外して組みます。急を要する状態でなければ、開始の時期はご都合に合わせられます。
手術の直後を避けていただければ、続けていただけます。長時間の運動では口の中が乾きやすいので、水分を取りながら行っていただくと、口の環境としても良い状態を保てます。
噛めないままでいると、食べられるものが減り、出かける先も減っていきます。趣味から遠ざかる理由としては、そちらのほうが大きいように思います。
何をされているかを伺えれば、それに合わせて組み立てます。ご相談のときに、趣味の話をしていただいて構いません。治療と関係のない話には見えても、実際には関係します。
当院には松山市から通われている方が多く、他院で難しいと言われた状態についてのご相談もいただいています。
気になることがあれば、一度ご相談ください
この治療は自由診療です(保険適用外)
標準的な費用:臼歯 1本 506,000円(税込)/前歯 1本 550,000円(税込)。All-on-4 片顎オペ費用 1,980,000円(税込)※上部構造費用別(メタルフレーム 682,000円(税込)、ジルコニアフレーム 1,617,000円(税込))。骨を増やす手術(GBR)を併用する場合は1本につき88,000円(税込)、ソケットリフト88,000円(税込)、サイナスリフト440,000円(税込)、ブロック骨移植1本220,000円(税込)が加算されます。
治療期間・回数:標準的な治療期間は3〜6か月、来院回数は5〜7回程度が目安です。骨を増やす処置を併用する場合はさらに数か月かかります。
リスク・副作用:副作用・リスクは術後の腫れ、痛み、出血など。まれに神経の損傷によるしびれが生じることがあります。インプラント周囲炎を防ぐため、治療後も定期的なメインテナンスが必要です。
費用は2026年8月時点のものです。治療結果には個人差があります。詳細は診察時にご説明いたします。
この記事の監修者
鎌倉 聡
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 院長/歯科医師
日本口腔インプラント学会 専門医、ICOI国際インプラント学会 専門医・指導医、日本歯周病学会 歯周病専門医
最終監修日:2026年9月14日
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
