インプラント歴「20年」
トリプルライセンスドクターが在籍
インプラント治療でしか得られない
メリットがあります
- 天然歯と同じような「見た目」と「噛み心地」
- 「外れる」心配がない
平日 9:30-13:00 / 14:00-18:00土曜 9:00-13:00 / 14:00-17:00
※休診日:日曜・祝日
インプラント歴「20年」
トリプルライセンスドクターが在籍
インプラント治療は、歯を失った際に見た目や機能性を回復させるために行う補綴治療の一つです。具体的には、顎の骨にチタンでできたインプラント体を埋入し、その上に人工歯を装着することで、審美性、機能性を回復させます。
失った歯を補う方法としては、入れ歯やブリッジもありますが、これらは周りの歯を削って支えにするため、健康な歯にダメージを与えることになります。
しかしインプラントは、インプラント体の上に人工歯を装着するため、天然の歯と同じように、独立して歯を支えることができます。
インプラントはほとんどの場合「チタン」と呼ばれる素材で作られています。このチタンには、骨と直接結合する性質があるため、顎に埋入した際にしっかりと固定できるというメリットがあります。
また、埋入した際にアレルギー反応が出にくく、強度と耐久性にも優れているため、長期間使用することが可能です。
これらの理由から、インプラントの多くはチタンで作られています。
インプラントはきちんとケアをすれば10年以上使用できる優れた治療法です。その証拠に、世界発のインプラント(Nobel Biocare社)は、40年以上機能し続けたという報告もあります。
しかし、インプラントは注意しなければ、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病に似た症状を発症するリスクがあります。当院ではこのインプラント周囲炎の予防体制もしっかり整えております。詳しくは「インプラント周囲炎を予防する体制」のページをご覧ください。
インプラントは、次のような方にお勧めです。
☑入れ歯やブリッジ治療を避けたい人
☑顎骨が十分にある人
☑長期的に口腔ケアを行える人
インプラントは、顎にインプラント体を埋入し、その上に上部構造と呼ばれる人工歯を装着するため、天然歯と同じように一本一本が独立しています。そのため、しっかり噛めるという特徴があります。
また、入れ歯やブリッジの場合、周囲の健康な歯を削る必要がありますが、インプラントはその必要がないため、自分の歯を守ることができます。見た目も噛み心地も天然歯に非常に近いため、機能性と審美性を両立させたい方におすすめです。
インプラントは顎の骨にインプラント体を埋入するため、顎の骨量が治療の可否を左右します。一定の骨量があれば、ほとんどの場合、治療を行え、天然歯に近い噛み心地を得ることができます。
また、仮に骨量が少ない場合でも、「骨造成」と呼ばれる治療を行うことで、治療が可能になるケースもあります。また、「ザイゴマインプラント」と言う、頬骨にインプラントを埋入する治療法もございます。
当院は、これらの治療にも対応しておりますので、骨量が少ないと言われた方もまずはご相談ください。
インプラントは埋入した後のケアが非常に大切です。セルフケアはもちろん、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けなければ、インプラント周囲炎と呼ばれる病気になり、ケースによってはせっかく埋入したインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
しかし、ケアをしっかりと行えば10年以上使用できますので、これらのケアが問題なく行える方にとって、インプラントはメリットの多い治療だと言えるでしょう。
「X-Guide(エックスガイド)システム」は、インプラントを安全に埋入するために使用するガイドシステムです。インプラントの埋入位置、角度、深さがリアルタイムでモニターに表示されるため、安全で精度の高い治療を行うことができます。その他にも、X-Guideを使用することで、次のメリットが得られます。
X-Guideは、術前に行ったシミュレーションを基に実際のオペを進めていきます。そのため、神経や血管を傷つけるリスクを最小限にし、人為的にミスによるリスク回避が可能です。
インプラントの埋入位置や角度などの情報をオペ中にリアルタイムで提供してくれるため、正確かつ安全性の高い治療が行えます。
事前のシミュレーションを基にオペを行うため、オペ時間を大幅に短縮することが可能です。術後の出血や腫れなどの症状も最小限に抑えられるため、患者さんの精神的・肉体的負担を軽減することができます。
インプラントメーカーは、世界各国に100以上もあると言われています。日本国内だけでも、30社以上あると言われています。当院では、その中から骨との結合性などさまざまな面を考慮して、次のメーカーを採用しています。
ノーベルバイオケアは、1952年、スウェーデンのブローネマルク博士が発見した、骨に結合する歯科インプラントを世界で初めて製品化した歴史あるメーカーです。長年の臨床試験と長年の実績に基づき、世界中のドクターから支持されているメーカーで、骨とインプラントが強固に結合しやすいという特徴があります。
韓国のインプラントメーカーであるメガジェンは欧米で広く活用されているインプラントです。独自のスクリューデザインにより、初期固定の安定性が高いという特徴があります。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
噛みやすさについて、天然歯と比較した場合の咀嚼機能(噛む力)は、インプラントが約90%、ブリッジが約70%、入れ歯が約20%とされています。インプラントは天然歯に最も近い噛み心地を得られます。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | ◎ |
インプラントは顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着するため、使用感は天然歯に非常に近いです。ブリッジも、失った歯の両隣を支柱として支えるため、安定性が高く、違和感や痛みをほとんど感じません。
一方、入れ歯は大きくて厚みがあるため、異物感を感じることが多く、中には嘔吐反射を引き起こす方もいます。特に総入れ歯の場合、粘膜で支えるため、長期間の使用でズレや痛みを感じやすくなります。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
インプラントは、歯ブラシやフロスで天然歯と同じように手入れができるため、比較的、口腔内を清潔に保ちやすいです。ブリッジも同様に清掃できますが、天然歯とブリッジの隙間に食べかすが詰まりやすく、歯ブラシが届きにくいため、虫歯のリスクが高まることがあります。
入れ歯の場合、専用のブラシと洗浄剤を使って清掃しなければならず、さらに毎食後に取り外して手入れをする必要があります。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | △ |
インプラントは、人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付けるため、周囲の歯に負担をかけません。総入れ歯も、粘膜を支えにするため、周囲の歯にほとんど影響を与えませんが、部分入れ歯は健康な歯にクラスプをかけるため、その歯に大きな負担がかかります。
ブリッジの場合、欠損した歯の両隣の歯を大きく削って支柱にするため、その歯にかかる負担が増し、場合によっては歯が折れることもあります。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
インプラントの上部構造(人工歯)は、周囲の歯に合わせた色や形を選ぶことができるため、非常に自然な見た目が得られます。
一方、ブリッジや入れ歯は保険適用内の治療では銀歯や金属部品が使われるため、目立ちやすくなります。しかし、保険適用外の材質を選べば、天然歯に近い見た目の義歯を作ることが可能です。
部分入れ歯は、保険適用かどうかに関わらず、金属製のクラスプ(バネ)で固定するため、見た目が目立ちやすくなります。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
△ | 〇 | 〇 |
インプラント治療は保険が適用されないため、全額自己負担となり、他の治療に比べて高額になります。
一方、入れ歯やブリッジは保険適用内であれば、比較的低コストで治療を受けることができます。しかし、見た目や機能性を重視する場合、入れ歯やブリッジでも保険適用外の治療が必要となり、その分費用が増加します。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
必要 | 不要 | 不要 |
インプラントは、顎骨に直接穴を開けて人工歯根を埋入する必要があるため、外科手術が必要です。
一方、入れ歯やブリッジの治療には手術が不要です。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ |
---|---|---|
◎ | △ | 〇 |
インプラントは、治療後に定期的なメンテナンスを続けることで、10年以上の効果が期待できます。入れ歯は約3年で痛みが生じることが多く、約5年ごとに作り直すことが推奨されています。
ブリッジは入れ歯よりも長持ちすることが多いですが、支柱として使われた歯は他の歯に比べて虫歯になりやすく、折れやすいリスクがあります。
まずはレントゲン撮影を行います。その上で、お悩みをお聞きし、治療法として最適だと考えられる治療法、費用、治療期間を大まかにお伝えします。
インプラント治療を前向きに検討されたいという方は、検査、検診へと移ります。
虫歯や歯周病など、一般的なお口な検査を行います。また、嚙み合わせやデジタルレントゲンによる診査、全身の状態についてもお伺いします。
インプラント治療に必要な検査を行っていきます。具体的には、CT撮影を行い、インプラントを埋入する部位の骨量や骨の質そのものを綿密に確認していきます。
ここまでの検査結果に基づいて、患者さん個々人に最適な治療計画をご提案します。患者さんの希望を踏まえた上で、専門家としての見解もお伝えさていただきます。
治療の概要から最終的な上部構造が入るまでの流れ、治療期間、治療費用について詳しくご説明させていただきます。
実際にインプラントを埋入していきます。具体的には、粘膜を少しだけ切開し、そこからインプラントを埋入していきます。オペは、静脈内鎮静法(睡眠無痛治療)下で行われるため、痛みや恐怖心を感じることはありません。
骨量が少ない方は、骨造成を行うこともあります。
インプラント体がしっかり骨に固定されたのを確認したら、型取りを行い、人工歯の製作へと移ります。
上部構造を装着します。固定方法は、セメントで固定する方法とネジでとめる方法があります。
治療後、数か月に一度、定期健診を行っていきます。埋入したインプラントはもちろん、周囲の歯や組織も異常がないかしっかり確認します。
特に、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病に似た症状には注意が必要です。専門家による定期的なクリーニング、ご自宅でのケアの見直しを行い、長くインプラントをお使いいただけるよう、サポートさせていただきます。
臼歯 | 430,000円 (税込473,000円) |
---|---|
前歯 | 480,000円 (税込528,000円) |
骨を増やす手術(GBR法)を使用した場合 | 1本につき60,000円 (税込66,000円) |
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ソケットリフトを使用した場合 | 60,000円 (税込66,000円) |
サイナスリフト手術の場合 | 300,000円 (税込330,000円) |
ブロック骨移植 | 1本につき100,000円 (税込110,000円) |
インプラント治療は痛いのでしょうか?
インプラント埋入手術では局所麻酔を使用するため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。痛みや手術に対する不安が強い患者さんには「静脈内鎮静法(睡眠無痛治療)」をお勧めしています。
この方法では鎮静薬を点滴することで、半分眠ったような状態で治療を受けられるため、痛みや不安感が大幅に軽減されます。
費用はどのくらいかかるのでしょうか?
患者様の状態や治療範囲、埋入するインプラントの本数により異なりますが、インプラント治療は原則として健康保険の対象外となります。そのため、他の補綴治療と比較して費用が高くなる傾向があります。
当院では、クレジットカードやデンタルローンのお取り扱いもしております。また、カウンセリング時にはお支払い方法についてもご相談いただけますので、不明点がございましたらお気軽にご質問ください。
インプラント治療に年齢制限はありますか?
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋入する治療法です。骨が成長しきっていない10代の方には適用できないため、治療はお断りしています。しかし、顎の成長が止まる20歳前後以降であれば、年齢の上限はありません。
インプラント治療にリスクがありますか?
インプラント治療の場合、不適切な位置や方向、深度でインプラントを埋入することが問題となることがあります。また、上顎の副鼻腔や下顎の血管、神経を傷つけるリスクも考えられます。
当院では、これらのリスクを最小限に抑えるために、治療前にCTスキャンなどを用いた精密検査を実施しています。さらに、専用のシミュレーションソフトを活用して、インプラントを埋入する適切な位置、方向、深度を詳細に計画します。
なぜ、インプラントはチタン製なのですか?
チタンは生体親和性が高く、アレルギー反応が起こりにくいという特性があります。また、チタンは骨と強固に結合し、噛む力に十分耐えられる強度を持ちながら、錆びにくいという特徴も兼ね備えています。このため、インプラントにはチタン製のものが広く使用されています。
ただし、チタンが絶対に金属アレルギーを引き起こさないわけではありません。心配な方は、事前に皮膚科などでアレルギー検査を受けていただくことをお勧めします。
治療期間中は歯がないままで過ごさなければなりませんか?
インプラントやオールオン4(6)の手術を行ったその日には、一時的な仮歯を装着するため、歯のない状態が続くことはありません。
ただし、インプラント埋入と同時に骨造成術を行った場合や、顎骨の状態によっては、インプラント埋入部や増やした骨が安定するまで仮歯を使用できないことがあります。
手術後は、仕事や学校を休まなくてはいけませんか?
ほとんどの方は、翌日から日常生活を送ることができます。静脈内鎮静法を使用して手術を行った場合でも、翌日まで影響が残ることはほとんどありません。
ただし、手術当日は激しい運動を避け、安静に過ごすことが重要です。
タバコは治療に影響しますか?
喫煙はインプラント治療にさまざまな悪影響を及ぼし、特に治療の成功率やインプラントの寿命(生存率)に大きな影響を与える可能性があります。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、血液や酸素の循環が悪くなります。その結果、抵抗力の低下により感染リスクが高まり、治癒が遅れることがあります。
どのようなケアをすればよいですか?
インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病のような病気であるインプラント周囲炎になるリスクがあります。そのため、天然歯と同じように歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用してセルフケアを行っていただく必要があります。
また、当院では、歯科衛生士がブラッシング指導を行い、セルフケアの質を向上させるサポートをしています。さらに、定期的にメインテナンスのために来院していただき、セルフケアの不十分な部分を補うことで、インプラントの長期的な健康を確保します。
インプラントの寿命はどれくらいですか
ブローネマルクインプラントの20年累積残存データでは、上顎で90.0%、下顎で92.3%の成功率が報告されています。このデータは、インプラントが10年以上機能することを示しており、他の累積データも同様の結果を支持しています。
インプラントを長期間機能させるためには、適切なメンテナンスが不可欠です。定期的なチェックとクリーニングを通じて、インプラントの健康状態を維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。
「愛媛インプラントクリニックかまくら歯科」では、 ICOI(国際インプラント学会) から専門医・指導医として認定された理事長、鎌倉聡のもと、 大学病院に匹敵するチーム体制と設備 で、最先端のインプラント治療に取り組んでいます。
当院のインプラント体制をご紹介します。
インプラント 指導医 として、院長の鎌倉は後進育成に取り組んでいます。
他院では対応できない難症例や、リカバリーが必要な症例の 受け入れ先 になっています。
インプラント 専用 のオペ室の他、インプラント 専門 のチームを作り、日々、研鑽を積んでいます。
平成12年 | 九州歯科大学卒業 愛媛大学付属病院歯科口腔外科 ※外来診療、病棟診療にて口腔癌、顎変形症、顎顔面の感染症の治療にあたる |
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平成14年 | 一般開業医勤務 ※一般歯科、小児歯科、歯周病治療、矯正治療、インプラント治療を行う咬合療法研究会所属 |
平成18年 | 伊予郡松前町にて、かまくら歯科クリニック開院 愛媛インプラントクリニック併設 |
平成28年 | 日本大学歯学部生理学講座にて博士号取得 |
平成30年 | 日本歯周病学会認定医取得 |
令和3年 | 日本歯周病学会専門医取得 |
静脈内鎮静法 を行うことで、 患者さんがほぼ眠っている状態で治療を行えます 。痛みはもちろんのこと、恐怖を感じることもなく治療を終えられます。
当院のインプラントには、上部構造とフィクスチャーのそれぞれについて、 3年の保証 を付けています。また、当院は歯科治療の保証会社「 ガイドデント 」と提携し、インプラント治療に 10年 の保証を付けることもできます。詳しくは こちら をご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。